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タイ人の性格や特徴まとめ!|タイ人を雇用する際に知っておくべきことも解説!

出入国管理庁によると、 令和4年末の在留外国人数は307万5,213人となっており、そのうちタイ人は56,701人(+6,377人)となっています。タイ人日本での雇用機会も増えつつあることが示唆されますが、タイ人の性格や特徴について理解した上で、自社に受け入れることで、スムーズに社内に馴染め、活躍を期待できるでしょう。

本記事では、タイの基本情報から、タイ人を採用するメリット・注意点を解説します。

タイの基本情報

タイは東南アジアに位置し、北にミャンマーとラオス、東にカンボジア、南にマレーシアと接しています。国土は山がちな地形と平原が混在し、東にはメコン川が流れている国です。

農業、観光業、製造業が経済の三大柱で、特に米の輸出や観光業は世界的にも知られています。人口は7,000万人ほどで、首都のバンコク、チェンマイ、プーケットなどは世界的にも有名な観光地として知られています。

タイの教育・就職

タイの教育制度は、日本と同様に、小学校6年・中学校3年・高校3年で、満6歳~15歳までの9年間を義務教育化し、タイ政府の教育省管轄のもと、無償化されています。高校1年目に理系・文系の選択が行われますが、文系を選択すると、理系大学へ進学できないため、全体的には理系を選択する割合が多いです。そして大学において、タイの国立大学の3 分の1 は工学部があり、毎年約 2 万人が卒業している現状があります。

就職において、タイでは大学を卒業してから就職活動を開始することが多く、300,000バーツ〜400,000バーツが平均年収とされています。そのため、経済的な側面から日本で働きたいというタイ人も多いことが推察されます。

タイ人の性格

タイ人の性格について、主な特徴をいくつか紹介します。タイ人の性格や人柄、雰囲気を知っておくことで、自社に採用したい人物像の参考としてみてください。

マイペースな人が多い

タイ人の9割は仏教徒で、生活に仏教の精神が基づいています。温厚な人が多いため、時間に遅れても怒ることが少ないため、マイペースな人が多い傾向があります。

穏やかな性格の人が多い

穏やかな性格の人が多いのもタイ人の特徴。前述の仏教による影響やタイ語で「マイペンライ(気にしないで、大丈夫)」という言葉がコミュニケーションの中に根付いており、争いごとやケンカを嫌う傾向があります。そのため仕事においても上司が部下を叱責したりという場面も少なく、在日外国人はストレスと感じてしまうこともあるようです。

親日家が多い

タイは王室国家であるため、王室を敬う気持ちが強く、王室と親交の深い日本に対しても良い印象を持つ人が多いです。日本の皇室がタイの王室を訪れ進行を深めていた背景があり、タイ人の親日家が多いといわれています。

タイ人に多い在留資格・業種

タイ人に多い在留資格の中で、就労制限のある在留資格に着目すると、「技能実習」、「留学」、「技術・人文知識・国際業務」などが多い傾向にあります。

在留資格「技能実習」は企業単独型と団体管理型の2つがあり、習熟度別に1~3号まで区別されています。在留資格「技術・人文知識・国際業務」は、エンジニアやマーケティングなどホワイトカラーの業種です。

参考:法務省 R4.6末在留 統計資料

タイ人を自社に採用するメリット

タイ人を自社に採用するメリットをいくつか紹介します。

  • 職場がポジティブになる
  • 優秀な人材が多い

自社にどのような恩恵をもたらしてくれるのかを事前にイメージしておくとよいでしょう。

職場が明るくなる

タイ人は温厚な性格です。失敗や問題が発生しても「マイペンライ」の精神で、モノ語をポジティブに捉え、職場を明るくする雰囲気を持っているため、仕事も和やかに進められるでしょう。

また、お互いを尊重する文化も持っているため、困っているている時は助け合えるのもタイ人の特徴です。

優秀な人材が多い

タイは学歴社会であり、東南アジア諸国の中でも教育に力を入れている国の一つです。大学も前述の通り、理系大学で専門的なスキルを身につけた優秀な人材が多い傾向にありますが、国内の高所得企業に入るのが難しい現状となっています。そのため、日本を含めた海外で職を探す優秀なタイ人を採用できる可能性があるのです。

タイ人を採用する際の注意点

タイ人を採用するメリットと合わせて、注意すべき点も把握しておきましょう。

  • 楽観的でマイペース
  • 人前で叱責されることに慣れていない

特に入社して間もない時期には、不慣れなことも多いため、献身的にサポートすることが大切です。

楽観的でマイペース

楽観的でマイペースなところがあるのもタイ人の特徴の一つ。仕事においてメリットとなることもあれば、デメリットとなることもあります。

例えば、会議に遅刻してしまったり、就業時間を守らなかったりすると、日本では厳しく注意を受けますが、タイ人は困ってしまうかもしれません。そのため時間をかけて日本企業のルールや文化を伝えて、徐々に慣れてもらうように工夫する必要があるでしょう。

人前で叱責されることに慣れていない

タイ人は、争い事やケンカを好まない傾向があります。そのため仕事において人前で厳しく叱責されても理解できない可能性があります。入社して間もないタイ人であればきちんと時間を確保し、話し合うことが大切です。

タイ人の平均給与・採用コスト

タイ人の平均年収は、300,000バーツ〜400,000バーツですが都市圏の平均年収は500,000バーツとなっており、仕事が都市部に集中している現状があります。日本で働きたいタイ人の多くは、年収を上げたいという狙いもあるのではないでしょうか。優秀なタイ人を採用できれば、求職者および採用企業の双方にメリットがあるといえるでしょう。

タイ人の採用コストは、1人あたりトータルで数十万円以上はかかることを想定しておいた方がよいでしょう。また、給与は20万円〜30万円が相場です。

タイ人の採用コスト

  • 渡航費
  • 給与
  • 健康診断費用
  • 入管申請委託費用
  • 登録機関への委託費用
  • 人材紹介への仲介手数料

これらコストを事前に把握しつつ、自社にタイ人を受け入れるかを検討しましょう。

タイ人の性格・特徴を理解して自社に迎え入れましょう!

タイ人の性格や特徴を踏まえて、自社に必要な人材であるかを判断していくことが大切です。また、入社後に業務や人間関係に悩みを抱えてしまう可能性もあるため、サポートできる体制を整えておくこともタイ人が職場で活躍してもらう上で、準備しておくべきことの一つです。本記事を参考に、タイ人についての理解を深め、採用活動に活かしてみてください。

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